子供ってむずかしい
以下の記事を読んで、思い出しました。
造形作家なたわごと: 造形教室便り(子供編)
私の所属劇団でも、子供たち相手に人形の作り方を教えたことがあります。
3部構成になってまして、以下のような構成でした。
第一部:人形劇による導入部分
第二部:子供たち相手の人形製作指導
第三部:人形操作を教えながらの人形劇
PTAからの依頼で、人形製作と人形劇を請け負いました。
小学校中学年の親子でのイベントということで、簡単なマリオネットを作ってもらって
それを動かしてもらおうと思ったわけです。
ですが、これが意外と大変でした。
やっぱり、小学校中学年というのがどれくらいの技術力があるかわからないわけです。
そこを考慮して、材料は全部準備。
簡単なマニュアルも用意。
難しい作業は必要ないように、使うのははさみとセロテープのみ。
PTAのお母さん方を動員して、工作用紙に設計図まで書き込んでもらいました。
数十人相手でしたが、個々人でもレベルが違います。
器用な子は、こちらが作ったマニュアル見ながらあっという間に作ってしまいますが、
女の子などはなかなか難しいらしく、一人はお母さんと喧嘩して泣いてしまいました。
一人一人に付きっきりで教えてあげられればいいのですが、向こうは20人×2(親子)
こちらは団員5人のみ。
あっちこっちから声がかかり、結局完成しない子も出てしまいました。
残念ながら、時間が来てしまい、完成してない子も含めて人形の動かし方説明。
あの子にはかわいそうなことをしたなあと、今でも反省しております。
でも、大多数の子供たちは、工作用紙で出来たロボットを連れていい顔で帰っていきました。
ちょっと時間が足りなかったけど、人形作ったことをいつか思い出してくれるといいなあと思います。
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Comments
トラックバックありがとうございました。
造形教室の課題ですが、じつは操り人形とか指人形というのも、候補にあがっています。ぜひ教えを乞いたいものです!
ところで、人形劇界っていうのはどのくらいの広さ?なのでしょうか、友人にポーランドまでいってマリオネットを勉強してきた奴がいるのですが、どっかでつながってませんかね。
Posted by: teru | April 06, 2004 09:14 PM
お教えするなんて恐れ多い・・・。^^;
上記にも書いていますが、
マリオネットはなかなかお子さんたちには難しいかもしれません。(こちらの段取りが大変です。)
手人形とか動かしやすいものの方がデザインに凝れるので面白いと思います。
人形劇界は演劇とか程広くないと思ってますが、
だいぶ嗜好とか団体の形態で世界が違うかもしれません。
特に我々のような社会人劇団はなかなか他の劇団の方と知り合いになれないですが、糸操りとなると更に世界が狭いので、どこかでつながっているのでしょうね。
そのポーランドへ行かれた方には、逆に教えを乞いたいくらいです。(^^)
Posted by: ロッカ | April 07, 2004 12:35 PM