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July 25, 2010

一騎当千!!!

人形師側の日記(オモテ)

昨日、世田谷区の幼稚園にて新作上演。

今回はご縁があって、以前オレスカに参加しようと見学に来てくださった方のご依頼。

幼稚園の夏祭りイベントの一環として、糸操り人形劇を見せてほしい。

そんな内容で。

高校の体育館を利用したイベントとのことで、お客様人数が多くなるとは聞いていたため
こちらも、いつもよりデカイセット、デカイ人形で挑戦!
ストーリーもわかりやすい感じにして、キャッチーなキャラクターも用意して、


さあこい!幼稚園児!!


が、蓋を開けてみたら、
幼稚園児+兄弟+お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん

想像以上の人数が体育館に集結!


結果、
人形劇団オレンジスカンク 3人 VS 300人 (゚▽゚*)

えっと、一人で100人倒せばいけるか
一騎当千レベルだな

今回は、幼稚園側のオーダーも取り入れ
子供たちの目の前で人形を見せてほしいという。
そのため、ラストのダンスシーンで、300人のお客さんの中に割って入るのだ


戦国無双か・・・・。


今回の舞台は、体育館のステージの上にセットを組み、
ストーリーの中盤とラストで人形を出遣い(人形を持ったまま、舞台の前などに出て操る手法)する。


クーラーの効いた控室からのんびり登場したら
夏祭りのメインイベントということで、開演の16時を待ちきれない子どもら、
すっかり前がかり状態。
もうすぐにでも開演してほしいみたいなかんじで、5分前に開演


上演は大盛り上がり
ちょっと体育館広すぎて、声が聞こえないシーンもあったようだが、
幼稚園児かぶりつき

そこで、満を持して、巨大な恐竜の人形が登場(担当オレ)

予想通り、登場しただけで子供たちが戦々恐々
もう泣いてる声がする。

それにもめげず、ステージ上から戦場に飛び降りる。

蜘蛛の子を散らすように逃げ惑う幼稚園児

人が逃げるときって、その対象を中心として円形に逃げるのね。
恐竜を中心に、人が丸く割れた。


そして、幼稚園児は怖いもの知らずでもある。
丸く割れた中から、小さい勇者が恐竜に戦いを挑んでくる!

ストーリーそっちのけ

ロッカの恐竜 VS 幼稚園の勇者20人

さすがに途中で先生が止めに入り、恐竜もステージへ一旦退却

ほんとは、出遣いでやる予定だった部分をステージ上で進めて
ラストへ


・・・こんどこそ、殺られる・・・・。


「じゃあ、みんなのところに遊びに行こう」とかなんとか、
合図はそんなせりふだったと思うけど、覚えてない・・・・。


さっきの恐竜がまたやってくる!!!!!

と、ちょっと、緊張する客席


こちらとしては、大事な人形がタコ殴りにされるのだけは避けたい・・・。

あと、泣き出す子供の声で、阿鼻叫喚の地獄絵図というのも・・・。

刺激しないよう、今度はゆっくりとステージ脇の階段から、一歩一歩降りる。

今回は、別の人形が先行してオーバーラップしてくれたため、子どもが分散

さあ、来い!
コワッパ!! ガハハハハ!
恐竜ちゃんは、俺が身を呈しても守るぞ!!!


と、覚悟を決めた。


が、さすがに、幼稚園
手を出しそうな子には、先生が注意。

見事な牽制
しつけ行き届いてる。

お見事。


広ーい、体育館を曲に合わせてぐるりと一周。

まとわりつく子どもらが、凶暴さを出す前に、やや早めに移動。

調子に乗って、座ってる保護者の頭を飛び越えて終了。


クーラー効いてるけど、夏の体育館

緊張と暑さで、汗びっちょり

妖怪ぬれなんとかのまま、最後のご挨拶


恐竜ちゃんも、無事帰還。


声が通らないとか、小道具が小さめだったとか、いろいろ課題は残ったが、
今回の挑戦、やってよかった。


子どもたちにも、先生方にも感謝です。

終わった後にまたやりたくなってしまう、これが人形劇の楽しさでもあり、恐ろしさでもありますな。

気をつけなはれや( ̄▽ ̄)

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